ある介護の日記

田舎の母が、突然要介護に。その記録です。

再入院

2018/1/16

 

朝、妻から母の状態が悪くこれから病院に行くとメッセージがあった。

会社に着いたら、病院から電話が鳴った。

再度、脳出血しており、延命措置についてどうするかの確認の電話だった。

 

そんなにひどいのかと、状態を想像しながら、ぐるぐると色々な思いが頭をめぐる。実際は、ほんの少しの間だろうが、長く感じられる。

 

そんな混乱の中、今度は変に冷静は気持ちがよぎる。突然、電話で言われてもすぐ判断できるものでは無いだろうと。そんな人がいるのかと思いながら、「妻と話させて欲しい」と、電話を変わってもらう。妻と話しながら、認識を合わせて、半ば覚悟して万が一の場合の延命措置は不要と回答。

 

その後、会社の予定を急遽全てキャンセルし、一旦帰宅。このまま東京に戻れないかもと、もしものことも考えながら急ぎ身仕度をし、家を出る。その後、新幹線に乗り帰省し病院に向かう。

 

午後、病院に到着し、ベッドに行ってみると、顎が落ち、顔色も悪く、表情も歪んでいる。左鼻には呼吸用の管と腕には点滴。

 

その後、先生から状況を聞く。

- 出血箇所は前回と同じ左脳だが、やや下の方で同じ場所ではない

- 脳出血は80ccと多く、年齢の割に脳が萎縮していないため、隙間が無く脳を圧迫している状況

(CTで見ても出血した左脳から右脳にやや片寄っている)

- 再度、延命措置と手術についての意思確認

(手術はしないことに)

- 右半身は麻痺、意識レベルも低い

- 脳がこの後腫れてくるため、腫れを抑える対応をすることに

-運ばれてきた時よりは、状況は良くなっているが、まだ要注意

 

説明を聞いた後、再びベッドの母のところに。

頭が痛そうで、仕切りに頭に手をやる。

 

しばらく様子を見たのち、部屋を出る。

この日は、人生で一番物事を想像したのではと思う位色々考えたのと、物理的な移動やらで、まさに心身共に疲れたので夕方には、誰もいない実家に帰宅。