ある介護の日記

田舎の母が、突然要介護に。その記録です。

カーシェアリング

2018/1/18

 

朝から、また病院に行く。

ベッドの母は、熱があるのと食後の為か、睡眠中。

 

一旦実家に帰った後、昼ごろ病院からの電話が鳴る。

何かと色々考えながら出たら、リハビリの書類にサインをお願いするということだった。再入院後1回目の電話だったので、一瞬ドキドキしてしまった。

午後再び病院に行った際にサイン。

母の状況は、朝と変わらず、反応があまりない。

熱のため、尿の管が外されていた。

オムツの肌荒れ対策のクリームを購入する。

 

田舎は、車がないと不便なので、いろいろ調べていたらカーシェアリングが即日申し込めるということがわかったので、直ぐに申込みをして借りて見た。

タクシーより安いし、やはり車があると便利。

もう少し家から近くで借りられると良いが、それは贅沢か。借りた車でショッピングセンターまで買い物に。

 

夜、再び病院行ったが状況は、変わらず。

 

 

 

 

翌日

2018/1/17

 

朝から病院に面会に行く。

ベッドに行くと、昨日よりは大分顔色は良くなっている。目も開くようになっていた。

 

昼に叔父叔母と一緒に、先生から検査結果について説明を受ける。

-CTを見ると、昨日よりは範囲は小さくなっている

-峠は越えた

-高血圧ではなく脳アミロイドアンギオパチー

-これは再発が多く何回も運ばれる人もいる

-今日の昼から経鼻栄養を開始

素人ながら、CTを見て、昨日よりは右脳への圧迫も減っているように見えた。

 

午後の様子は、経鼻栄養で、お腹に流動食が入ったことと若干熱もあるため眠りがち。顎の落ち込みは、昨日よりは減っている。

 

来週、再度先生から状況を聞くことにした。

 

 

再入院

2018/1/16

 

朝、妻から母の状態が悪くこれから病院に行くとメッセージがあった。

会社に着いたら、病院から電話が鳴った。

再度、脳出血しており、延命措置についてどうするかの確認の電話だった。

 

そんなにひどいのかと、状態を想像しながら、ぐるぐると色々な思いが頭をめぐる。実際は、ほんの少しの間だろうが、長く感じられる。

 

そんな混乱の中、今度は変に冷静は気持ちがよぎる。突然、電話で言われてもすぐ判断できるものでは無いだろうと。そんな人がいるのかと思いながら、「妻と話させて欲しい」と、電話を変わってもらう。妻と話しながら、認識を合わせて、半ば覚悟して万が一の場合の延命措置は不要と回答。

 

その後、会社の予定を急遽全てキャンセルし、一旦帰宅。このまま東京に戻れないかもと、もしものことも考えながら急ぎ身仕度をし、家を出る。その後、新幹線に乗り帰省し病院に向かう。

 

午後、病院に到着し、ベッドに行ってみると、顎が落ち、顔色も悪く、表情も歪んでいる。左鼻には呼吸用の管と腕には点滴。

 

その後、先生から状況を聞く。

- 出血箇所は前回と同じ左脳だが、やや下の方で同じ場所ではない

- 脳出血は80ccと多く、年齢の割に脳が萎縮していないため、隙間が無く脳を圧迫している状況

(CTで見ても出血した左脳から右脳にやや片寄っている)

- 再度、延命措置と手術についての意思確認

(手術はしないことに)

- 右半身は麻痺、意識レベルも低い

- 脳がこの後腫れてくるため、腫れを抑える対応をすることに

-運ばれてきた時よりは、状況は良くなっているが、まだ要注意

 

説明を聞いた後、再びベッドの母のところに。

頭が痛そうで、仕切りに頭に手をやる。

 

しばらく様子を見たのち、部屋を出る。

この日は、人生で一番物事を想像したのではと思う位色々考えたのと、物理的な移動やらで、まさに心身共に疲れたので夕方には、誰もいない実家に帰宅。

 

 

 

退院

2018/1/15

ほぼ通常の状態に戻り、この日が退院の日。

仕事の関係で、私が帰省できなかったため、

妻に行ってもらった。

 

無事、退院して久しぶりに家に帰った後、電話で話した。移動やらで病院から自宅に戻った後、若干疲れていた様子。

 

 

 

年末年始

2017/12/30

 

年末の仕事を終えて、再び帰省。

今回は実家の移動に困るので、妻と一緒に車で帰った。

途中事故渋滞で、想定より長くかかり、くたくたで到着。

幸い天気が良く雪が少ないのが、救いだった。

 

2017/12/31

大晦日なので、病院の近くで早めの年越し蕎麦を食べて病院に。

前回来た時よりも元気そうでなにより。

見舞いに来てもらっていた親戚に挨拶して、また夜に病院に顔を出して帰宅。

母が近くに居るのに別々という大晦日の夜は、初めて。

 

 2018/01/01

新年の挨拶しに、病院へ。変わらず元気そう。

 

2018/1/2

この日は、近くの神社に初詣に行って、お守りを購入。

お守りを持って、夕方病院に行き、置いてきた。

 

2018/1/3

朝、病院に顔を出して、再び車で上京。

渋滞も想定の範囲。

 

 

 

脳出血

2017/12/26

朝、吹雪の中、病院に行き先生から状況を聞いたら、CTなどを見せられ脳出血とのこと。

病院に来た時には出血は収まっていたらしく、出血したかは時期はわからないようで、頭をぶつけたことがあったかなども聞かれた。

午後に出血の原因を調べるためカテーテルで検査するため、リスク説明を受けた後、検査について同意。

病室(SCU)の母は、点滴をされていて、血圧を下げる処置をしてもらっていた。

ちょっと元気はなかったけど、大事にはなっていなくて一安心。

 

午後のカテーテルの結果も、血管の異形など見つからず特に問題はなかった。

 

2017/12/27

大丈夫そうなので次の日、病院に顔を出して母の様子を見て、仕事の為、一旦上京。

 

 

 

 

2017年クリスマス

2017/12/24

昨年末、クリスマスイブに母から電話があり、その中で「なんか、言葉が出てこないのよ。」と。

その時は、「もう年だからね。」と話していたが、電話で話した感じも問題なかったので、その時はそのまま電話は終わった。

 

2017/12/25

翌日、母の兄から携帯に電話があり、何かと思ったら「病院に入院した」とのこと。

急ぎ帰省することにしたが、その日は寒波があって帰省できるかどうか危ない状況。

東京駅で約1時間待って、なんとか出発することができてホッと。